藤さんの旅と食と人と⑯「芸術三昧のウイーン-世界で最も美しいカフェも- 」

言わずと知れた芸術の都・オーストリアのウイーン。ハプスブルグ家の栄華が至る所に残ります。ウイーン郊外になるシェーンブルン宮殿。国母と呼ばれた女帝マリアテレジア(ちなみに娘の一人があのマリーアントワネット)が完成させた宮殿。この会議室でナポレオン後のヨーロッパの体制を議論したウイーン会議が開催されました。

続いては、市内のリンクと呼ばれる中心部にある「美術史美術館へ」。ここには数々の名画を堪能できます。中でも私は、フェルメールの『絵画芸術』という絵の前で吸い込まれるように立ちすくみました。大げさではなく、ずっと見ていたい、そんな気持ちになりました。

そしてこの美術史美術館にはもうひとつの名所が。それは世界で最も美しいとも言われるカフェです。美術館の上の階の吹き抜けから見下ろせるそのカフェは、放射状に拡がる模様と紫色のソファが落ち着きを醸し出しています。ここで食べたザッハトルテは格別でした。

夜はクラシックコンサートへ。

会場は楽友協会ホールという、日本人には毎年お正月に生放送される新春オペラコンサートの会場ということで有名なホールでモーツアルトを聴きました。かまぼこ型の伝統的な形で最高の音響で演奏を楽しむことができました。連日満員になることが多いようなので、ここに行かれる方は日本で予約をしておくことをお勧めします

演奏後の食事は、オーストリア名物「シュニッツエル」と呼ばれるカツレツを赤ワインとともに頂きました。道路に面したテラスではウイーンの風が心地よくとても贅沢な気分になりました。ヨーロッパ全体にいえることですが食べ物の量が多いので1人前を2人でシェアするくらいに考えておいた方がよいようにも思います。

世界の一流の芸術が集まるこの街は一回の滞在では語りつくせない魅力が拡がります。

おわり

執筆:藤さん
   ビジネスマンとして世界各国への出張を30年以上続けながら、趣味の旅行でもあちこちに出かける好奇心旺盛なアラ還男子。
   山本代表の長年の友人で、ぼちぼちと旅のコラムをおもびよのブログで書いています。